首都圏の住宅価格指数は前月比0.56%のマイナス
日本不動産研究所は9月24日、7月の「不動研住宅価格指数」を公表した。
不動研住宅価格指数とは、2000年1月時の既存マンションの価格を100ポイントとした指数である。東京証券取引所が2011年から2014年まで公表していた「東証住宅価格指数」を引き継ぎ、2015年から日本不動産研究所が毎月公表しているもの。
7月の不動研住宅価格指数のうち首都圏の総合値は、91.29ポイントとなった。前月比0.56%のマイナスとなり、再び下落へと転じた。しかし前年比では、0.88%のプラスとなっている。
神奈川県・千葉県が2か月連続で上昇
地域別の指数をみると、東京都が前月比1.09%のマイナス、前年比1.52%プラスの100.34ポイント。
神奈川県は前月比0.02%プラス、前年比0.65%マイナスの85.20ポイント。前月比では、2か月連続で上昇している。
千葉県は前月比0.94%プラス、前年比0.43%マイナスの71.01ポイント。こちらも前月比で、2か月連続の上昇となった。
埼玉県は前月比0.57%プラス、前年比1.37%プラスの75.28ポイントとなっている。